青森県中泊町(旧中里町と旧小泊村と合併)。旧中里町は、ストーブ列車で知られる津軽鉄道終着駅の町です。旧小泊村は、漁業を中心とした村です。また、日本海に面した海岸線は、権現崎、青岩、七つ滝、眺瞰台、大澗海水浴場、折腰内キャンプ場など、見所・遊び所の宝庫です。権現崎、七つ石、経島、羅漢石、姥石、弁天崎、稲荷堂、青岩、七つ滝、傾り石、燕崎、竜飛崎など多くの見所があり「小泊十二景」とされています。

太宰治とタケ

太宰治が2~6才までの間、子守役をつとめた越野タケと太宰治。

太宰治とタケ





太宰治とタケ

太宰治

小説「津軽」より

「タケはそれきり何も言わず、きちんと正座してそのモンペの丸い膝にちゃんと両手を置き、子供たちの走るのを熱心に見ている。・・・平和とは、こんな気持ちの事を言うのであろうか。もし、そうなら、私はこの時、生まれてはじめて心の平和を体験したといっていよい。」太宰治「津軽」より

権現崎

中泊町には、今から約2,225年前に中国を統一した秦の始皇帝の命により、徐福という人が蓬莱山にある不老不死の仙薬を求めて、小泊の権現崎に上陸したという伝説が残っています。

権現崎

七つ滝




小泊から竜飛岬への国道339号、通称「竜泊ライン」にあります。高さは21m、滝が七段に成っていることから「七ツ滝」という名がつけらました。

竜泊ライン(たつどまりらいん)

竜泊ライン(たつどまりらいん)の始点

竜泊ラインを竜飛岬に向かう途中の眺瞰台

竜泊ライン(たつどまりらいん)

下前漁港

下前漁港では、定置網、刺網、釣り、棒受網漁を中心に漁業を展開し、主要な水揚げ魚種はマイカ、ヤリイカ、ウスメバル、マダラ、サメ、フグなどで、ヤリイカ、フグ、ヒラメなどの活魚や、ヤリイカなどの活〆も行っています。

終点の竜飛崎

竜泊ラインの終点、竜飛崎が見えます。

終点の竜飛崎




岩木山のふもとにある神社で、創建約1,200余年の歴史を持っています。

岩木山神社(いわきやまじんじゃ)、入り口から参道、楼門、拝殿、本殿。

そして奥の院は岩木山山頂にあります。

津軽富士とも呼ばれる美しい岩木山のふもとにある神社で、創建約1,200余年の歴史を持っています。