人事を尽くして天命を待つ

「人事を尽くして天命を待つ」とは、人間の力でできる限りのことをしたら、あとは焦らず、天の意思に任せるという意味です。

この言葉は、中国の儒学者である胡寅(こいん)が書いた「読史管見」に由来しています。

この本には、「人事を尽くして天命に聴(まか)す」という表現がありますが、これが「人事を尽くして天命を待つ」の語源となったものとされます。



「人事を尽くして天命を待つ」は、自分自身を鼓舞したり、相手を励ましたりする場面で使われます。

例えば、「試験対策は最善を尽くしたのだから、今は人事を尽くして天命を待つことにしよう」というように使うことができます。

また、「能事畢る(のうじおわる)」や「天は自ら助くる者を助く」という言葉も、「人事を尽くして天命を待つ」と似た意味で使われることがあります。

「人事を尽くして天命を待つ」という言葉は、自分の努力に対する信頼と覚悟を表す言葉です。

全力を出し切った後は、結果がどうなろうとも後悔しないというです。







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青森県五所川原市金木町芦野(芦野公園内)太宰治文学碑。

碑文は「選ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり」

太宰治の葉という小説の冒頭にあります。

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