小説「津軽」の像記念館

青森県北津軽郡中泊町大字小泊字砂山1080-1、小説「津軽」の像記念館。

太宰と子守のタケが数十年振りの再開をした場所で「津軽」のラストシーンを具象化した像が建てられています。

太宰治の代表作の一つである小説「津軽」にまつわる品や映像を展示しています。

小説「津軽」は、太宰治が1943年に発表したエッセイ風の作品で、故郷の青森県を旅した際の体験や感想を綴っています。

その中で、太宰は30年ぶりに再会した子守りのタケとの思い出を語っています。

小説「津軽」の像記念館は、太宰が小泊小学校を訪れた際に運動会を見た場所に建てられました。

館内には、太宰の復元の声や、タケが太宰との思い出を語る映像などがビデオシアターにて上映されています。

太宰や小説「津軽」に関する写真や資料も展示されています。

太宰治とタケ

小説「津軽」は、太宰治が1944年に発表した作品で、故郷の青森県を旅した際の体験や感想を綴っています。

主人公は、東京から青森に向かい、懐かしい友人や家族と再会しながら、津軽各地を巡ります。

知っている土地や人々は感情移入してしまうので、客観的には語れないという理由で、序編では金木や五所川原などの地域を紹介し、本編では竜飛岬や深浦などの地域を紹介します。

旅の目的は、30年ぶりに再会した子守りのタケとの思い出を語ることです。

タケは主人公が3歳のときに14歳で子守りをしてくれた女性で、主人公にとって母親のような存在でした。

物語の最後には、小泊という村で運動会が行われており、主人公は満開の桜の下でタケと再会します。主人公はタケと一言も話さないまま、彼女の横に座って「平和とは、こんな気持の事を言うのだろうか」と思います。

この作品は、太宰治が自分自身や故郷について振り返った自伝的な小説であり、津軽の風土や文化、人情を魅力的に描いています。



小説「津軽」より







竹内清明君像

青森県黒石市南中野不動舘27、中野神社境内、竹内清明君像。 竹内清明は、明治から大正時代の政治家、実業家、新聞経営者であり、青森県黒石市出身です。 岩木川の改修や八戸港の整備など、青森県の発展に尽力しました。 また、彼は […]

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高照神社

青森県弘前市高岡字神馬野87、高照神社。 高照神社は、弘前藩4代藩主・津軽信政公を祀る神社です。 高照神社は、信政公が宝永7年(1710年)に死去した後、遺命により5代藩主・信寿公が、吉川神道に基づいて高岡の地に神葬祭を […]

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嶽きみ、柳田とうもろこし店

青森県弘前市百沢字裾野892、柳田とうもろこし店。 嶽きみとは、青森県弘前市の西部にある岩木山の麓に広がる嶽高原で栽培されるブランドとうもろこしです。 その甘さの秘密は、昼夜の寒暖差にあります。 嶽きみは地域団体商標とし […]

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堀越城

青森県弘前市堀越、堀越城跡。 堀越城は、南北朝時代の1336年に北朝方の曾我太郎貞光によって築かれた平城です。 その後、戦国時代には津軽氏の支配下に入り、1571年には津軽為信がこの城から石川城を攻め落としました。 為信 […]

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最勝院五重塔

青森県弘前市銅屋町、最勝院五重塔。国の重要文化財指定の五重塔としては日本最北端に位置。 寛文7年(1667年)に完成した旧大円寺の塔で、総高31.2メートルである。 津軽藩3代藩主津軽信義、4代津軽信政の寄進により、前後 […]

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津軽の歴史を学ぼう! 過去がわかれば、未来も開けてきます。歴史は人々が生きた証です。

津軽は、655年「日本書紀」に、「津苅」「東日流」「津刈」「都加留」と表記されています。

中世には「平賀郡(津軽平賀郡)」「鼻和郡(津軽鼻和郡)」「田舎郡(津軽田舎郡)」に分けられ「津軽三郡」と言われた。

己達せんと欲して 人を達せしむ

自分が目的を達成しよう思うときは、まず人を助けてその人の目的を遂げさせてやる。 仁者は事を行うのに自他の区別をしないということ。

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弘前城天守

弘前城天守は、 国の重要文化財に指定されています。また城跡は国の史跡に指定されています。 弘前城は、1590年に津軽地方を統一した大浦為信が築城を開始し、1611年に2代目藩主信枚が完成させました。 当時は5層の天守があ […]

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