待つ身が辛いか、待たせる方が辛いか
太宰治の熱海事件とは、1936年に太宰治が熱海で執筆中に起こした金銭トラブルです。
太宰は友人の檀一雄を熱海に残し、金を借りに東京へ行ったきり戻ってきませんでした。
あまりに遅いので、檀一雄が太宰を捜したところ、東京で井伏鱒二と将棋を指していました。
怒った檀に「待つ身が辛いか、待たせる方が辛いか」と太宰は言いました。
2人分の借金を抱えたまま熱海で待っていた檀は、肩身の狭い思いをしていました。
太宰を待つ日々は、いつもより長く感じたことでしょう。
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青森県五所川原市金木町芦野(芦野公園内)太宰治文学碑。
碑文は「選ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり」
太宰治の葉という小説の冒頭にあります。
青森県中弘地区消防協会の定期観閲式
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