二の丸辰巳櫓(にのまるたつみやぐら)、弘前公園
青森県弘前市、弘前公園、二の丸辰巳櫓。
二の丸辰巳櫓(にのまるたつみやぐら)は、弘前公園にある弘前城の櫓(やぐら)の一つです。
櫓とは、城郭に取りつく敵への攻撃や物見のために造られた塔のような建物です。
二の丸辰巳櫓は、二の丸の南東を守るために建てられました。

弘前公園、二の丸辰巳櫓
櫓の名前は、天守から見た方角を十二支で示したもので、辰巳は南東に当たります。
二の丸辰巳櫓は、3層3階、入母屋造りで、銅板葺きとなっています。
防弾・防火のために土蔵造りとなっています。
1・2層は四間四方の同面積ですが、3層目を小さくし屋根は入母屋にしています。
歴代の藩主は、この櫓から三の丸を通る弘前八幡宮(ひろさきはちまんぐう)の山車行列などを観覧したと伝わっています。
築城当初の慶長15年(1610年)築で、国の重要文化財に指定されています。

追手門、弘前公園
追手門とは、弘前公園の正面玄関とも言える城門です。 弘前城の三の丸にあり、二層の櫓門となっています。 全体的に簡素な素木造りで、戦国時代の古い形式を残すものとして珍しいものとされています。

東内門外橋(石橋)、弘前公園
東内門外橋(石橋)は、弘前公園の中にある石造りの橋で、二の丸と三の丸を隔てる中濠に架かっています。 1848年(弘化5年)に土橋から架け替えられたもので、城内では唯一の石造りの橋です。 橋を渡るとすぐに東内門があり、その […]

弘前城東門、弘前公園
弘前城東門 東門は、弘前城の三の丸東側の枡形に位置しており、慶長15年(1610年)に建てられました。 弘前城東門は、江戸時代初期の城門建築の遺構として大変貴重な事から昭和28年(1953年)に国指定重要文化財に指定され […]