待つ身が辛いか、待たせる方が辛いか
太宰治の熱海事件とは、1936年に太宰治が熱海で執筆中に起こした金銭トラブルです。
太宰は友人の檀一雄を熱海に残し、金を借りに東京へ行ったきり戻ってきませんでした。
あまりに遅いので、檀一雄が太宰を捜したところ、東京で井伏鱒二と将棋を指していました。
怒った檀に「待つ身が辛いか、待たせる方が辛いか」と太宰は言いました。
2人分の借金を抱えたまま熱海で待っていた檀は、肩身の狭い思いをしていました。
太宰を待つ日々は、いつもより長く感じたことでしょう。
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