津軽地方には古くから、生まれ年の干支を一代様とする信仰があります。

十二支1番目の子年の多賀神社
守り本尊:千手観音菩薩様
呼称:目屋の清水観音様
場所:弘前市桜庭清水流104



多賀神社

天平3年(731年)聖武天皇の命で仏教の普及の為、やってきた行基上人は千手観音像を彫り、西目屋の大高森山にある岩屋に安置しました。

万治3年(1660年)四代藩主信政は千手観音を高森山から桜庭に遷座した。

明治3年、神仏分離によって多賀神社となった。

十二支2番目の丑年の求聞寺(ぐもんじ)
守り本尊:虚空蔵菩薩様
呼称:百沢の虚空蔵様
場所:弘前市百沢字寺沢29

求聞寺(ぐもんじ)

虚空蔵菩薩とは、智慧と徳が、虚空のように無限に蔵している存在で、その無限の力で命あるものをすべて救うという菩薩です。
丑年、寅年生まれの人の守り神としても知られています。

寛永6年(1629年)二代藩主信枚が求聞持堂を建立したのが、同寺のはじまりです。

明治9年に焼失したが、同26年斎藤方善住職が再建した。


十二支3番目の寅年の求聞寺(ぐもんじ)
守り本尊:虚空蔵菩薩様
呼称:百沢の虚空蔵様
場所:弘前市百沢字寺沢29

求聞寺(ぐもんじ)




十二支4番目の卯年の金剛山最勝院
守り本尊:文珠菩薩様
呼称:最勝院の文殊様
場所:弘前市銅屋町63

最勝院五重塔



十二支4番目の卯年の天満宮
守り本尊:文珠菩薩様
呼称:茂森の天満宮様
場所:青森県弘前市西茂森1-1-25

茂森の天満宮様

十二支4番目の卯年の天満宮
守り本尊:文珠菩薩様
呼称:兼平天満宮(かねひらてんまんぐう)様
場所:青森県弘前市兼平山下林添106

兼平の天神様(かねひらのてんじんさま)

 



十二支5番目の辰年の橋雲寺(きょううんじ)
守り本尊:普賢菩薩様
呼称:愛宕様(勝軍地蔵)
場所:青森県弘前市大字愛宕字山下63

橋雲寺、本堂



十二支6番目の巳年の橋雲寺(きょううんじ)
守り本尊:普賢菩薩様
呼称:愛宕様(勝軍地蔵)
場所:青森県弘前市大字愛宕字山下63

橋雲寺、奥の院

十二支7番目の午年の白山姫(しらやまひめ)神社
守り本尊:勢至菩薩様
呼称:袋の観音堂様
場所:青森県黒石市袋字富岡112

白山姫(しらやまひめ)神社

十二支8番目の未年の大円寺
守り本尊:大日如来様
呼称:大鰐の大日様
場所:青森県南津軽郡大鰐町蔵館村岡12

大円寺



十二支9番目の申年の大円寺
守り本尊:大日如来様
呼称:大鰐の大日様
場所:青森県南津軽郡大鰐町蔵館村岡12

2021年初詣、大円寺

十二支10番目の酉年の国上寺
守り本尊:不動明王様
呼称:古懸の御不動様
場所:青森県平川市碇ヶ関古懸門前1-1

古懸山不動院国上寺

十二支11番目の戌年の弘前八幡宮
守り本尊:八幡大菩薩様
呼称:弘前の八幡様
場所:青森県弘前市八幡町1-1-1

 

十二支12番目の亥年の弘前八幡宮
守り本尊:八幡大菩薩様
呼称:弘前の八幡様
場所:青森県弘前市八幡町1-1-1



すべての十二支の神宮寺(じんぐうじ)
守り本尊:すべて
呼称:神宮寺(じんぐうじ)
場所:青森県平川市猿賀石林166-2

神宮寺(じんぐうじ)

青森県の最高峰岩木山

岩木山(いわきさん)は青森県弘前市および西津軽郡鰺ヶ沢町に位置する火山です。

標高は1,625 mで、青森県の最高峰である。

津軽富士とも呼ばれています。

弘前側からみた右が巌鬼山(岩鬼山)、左が鳥海山です。