太宰治は、日本の小説家で、津軽半島を舞台にした小説「津軽」を書きました。
三厩には、太宰治文学碑があります。龍飛崎の麓にある石碑には、「津軽」の中の一文が刻まれています。
ここは、本州の袋小路だ。読者も銘肌せよ。
諸君が北に向つて歩いてゐる時、その路をどこまでも、さかのぼり、さかのぼり行けば、
必ずこの外ヶ浜街道に到り、路がいよいよ狭くなり、さらにさかのぼれば、すぽりとこの鶏小屋に似た不思議な世界に落ち込み、
そこに於いて諸君の路は全く尽きるのである。「津軽」より
千畳敷海岸隆起生誕200年記念碑
青森県西津軽郡深浦町、千畳敷海岸。千畳敷海岸隆起生誕200年記念に、1993年(平成5年)に建てられました。 千畳敷海岸は、1792年(寛政4年)の地震により隆起してできた海岸段丘です。その昔、津軽藩の殿様が千畳の畳を敷 […]
まるばまんさく
早春に咲くことから「まず咲く」「真っ先」が変化しまんさくという名前になったいう説もあります。とにかく、雪があるうちに咲きだします。マルバマンサクは北海道から日本海側、鳥取県まで分布する落葉低木で、多雪地帯に適応している。